フローリングワックスの剥離｜フローリングワックスの基本

フローリングの手入れとして５～６カ月に１度、ワックスを塗り重ねていくとは、毎日の汚れの染みついた床の上にワックスを塗るということで、掃除して行っても黒ずみは消えません。

たまには、塗り重ねた古いワックスすべてを剥いで、いちからやり直そうというのが、ワックス剥離剤の役目です。

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ワックスを剥離するには、ワックス剥離剤をスポンジで、ムラなく塗布します。そのまま数分放置して、スポンジでゴシゴシ擦り、剥がしていきます。剥離剤を除去できるまで水拭きを数回繰り返します。

剥離剤を使えば、老朽化したワックスが除去されます。そこに改めてワックスを塗れば、新築に近いでき上がりになります。

しかし、これはなかなかの重労働です。

結構、床に這いつくばってゴシゴシ擦る必要があるので、腕力も求められ、床が広いと大変です。

剥離した箇所と、まだの箇所の差が大きく出ます。

作業を始めたら大変でも、途中で止めないでやり遂げましょう。

また、フローリング床は合板なので、剥離剤が入り込むと、接着剤が溶けたり、板が曲がったり、傷ついたりすることもあります。

フローリング床の隅の方などでテストしてみます。

剥離剤を購入し、時間をかけて作業することを考えると、これは素人にはなかなかの難しい作業であるといえます。

信頼のおける会社を選んで依頼します。
専門家に頼めば、個々のフローリングに合った方法で安心です。

料金は、１畳で約２０００円程度が相場です。
仮に１０畳のリビングであれば、２００００円でかかります。

しかし、ワックス剥離は５年に１回程度でいいので、思い切って業者に任せるのもひとつの考え方です。

これには床を傷めないという安心料も含まれています。
参考までに、剥離とワックス仕上げで１畳３０００円程度です。

その代わりに半年に１度のワックスがけは、ご家族で作業してもいいでしょう。

フローリングの美しさを維持するポイントがワックスがけにあるとも考えられます。

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