洗っても落ちないバスタオルの臭いをとる方法｜バスタオル臭い対策

梅雨の季節など、洗濯したはずのバスタオルが臭ってがっかりしたことがありませんか？雨続きで洗濯物がしっかり乾かなかった時や室内に干した時など特にバスタオルやＴシャツなど鼻に近づけて嫌な臭いがすることがあります。それではそうでなくても湿度が高くて鬱陶しい時には、気分がますます優れません。

その原因は洗濯でも取りきれないカビや細菌のせいです。例えば毎日のように洗濯しているバスタオルやハンドタオルがなんとなくピンク色になっている場合、空気中の酵母菌が繁殖しているからです。タオルが生乾きだったり、使用後、洗濯するまで時間が経っていたり、洗濯をした後すぐに干さなかったのが原因で、酵母菌が繁殖してしまうのです。また洗濯しても汚れ落ちが不十分である場合にも、乾かした時にピンク色になってしまいます。

その他、洗濯槽のカビが原因でバスタオルが臭くなる可能性もあります。

カビや細菌の発生する一番の原因は、生乾きです。だから生乾きのバスタオルでせっかくシャンプーした髪の毛を拭いて巻いているなんていう状態はぞっとするほど最悪です。

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細菌やカビは、高温に弱いので煮沸するというのが、いい方法です。料理に使わないような、大きな鍋にタオルを入れて、１５〜２０分グツグツ煮ます。その後、洗濯機で普通に洗います。煮沸する鍋がないようでしたら、シンクやバケツに熱湯を張って消毒します。ただし、煮沸で生地が弱ったり、色落ちする場合もあるので注意して行います。

ついてしまったバスタオルの臭いはなかなか取れません。天然素材の重曹を使う方法もあります。沸騰させた重曹の中に、タオルを入れるか鍋で煮ます。重曹の働きでバスタオルに残っている雑菌の餌になる皮脂汚れや洗剤カスもきれいにしてくれます。お　湯１リットルに対して重曹１５〜２０ｇをめやすに使い、浸け置きした後は丁寧にゆすぎます。

風呂の残り湯を洗濯に使うと水道代の節約にもなり、水温が高めなので洗剤の働きはよくなります。しかし時間の経った残り湯には雑菌が繁殖しているので、バスタオルの臭いの原因になります。少なくともすすぎ洗いは新しい水道水で丁寧にしましょう。

また洗濯する際に、洗濯用の漂白剤をいっしょに入れて行うことも効果的な対策です。

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