パン切りナイフ包丁、サーモンナイフ、冷凍包丁|包丁の種類
洋包丁の種類には、代表的な牛刀の他に、パン切りナイフ包丁、サーモンナイフ、冷凍包丁、フルーツナイフ、シェルナイフ、チーズナイフ、ステーキナイフなどの他、特別な用途を持つ包丁がいろいろあります。
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パンナイフ包丁とサーモンナイフ包丁の使い方
パンナイフ包丁は主にパンや、時にはハムなどをスライスする包丁です。
細長く、刃が波形になっているものが主で、前後に包丁を動かしながら、軟らかいパンを潰さないように切ります。焼き立てのパンなども一気に切ろうとしないで静かにナイフを何度も動かすときれいに薄く切ることができます。反対に硬いものを切ることには向いていません。波刃なので包丁を研ぐのが出来ないかもしれませんが、切る対象が軟らかいものであることと使う頻度が少ないので、包丁の切れ味が悪くなることはあまりありません。
サーモンナイフは、スモークサーモン、ロースロビーフ、ハムなど薄くスライスするための包丁です。
刃が薄く、長くてしなりのあるナイフです。刃に食材が密着して切りにくくなるのを防止するために、刃の両側にくぼみが等間隔に作られています。このため脂肪の多い肉や魚の切れ身がくっつかずにきれいに切ることができます。のこぎりのように、刃を前後に動かしながら切ります。
冷凍食材には是非冷凍包丁を
冷凍包丁は凍った食材を切るための包丁です。
細かいのこぎり刃がついて、かき氷の氷をのこぎりで切るのと同様のイメージです。一般の包丁で凍った食材を切ると硬さで刃こぼれする危険があります。また、普通の包丁は切れ味はいいのですが、鋼が弱いので冷凍食品を切ると、温度差でも刃が欠けてしまうこともあります。冷凍包丁は硬いものを切るのに向いているのでカボチャ、花梨などを切り分ける時も便利です。当然冷凍包丁でも凍った食材、特に大きい塊を切るのはかなりの力がいるので半解凍程度にしてから切ると楽に上手に切ることができます。
しかし、冷凍されたものを切るということは、包丁にかなりの負担がかかるので、残念ながら寿命は短いというデメリットがあります。
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牛刀、鎌形、ペティナイフ|包丁の種類とお手入れ方法
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