セスキ炭酸ソーダを使った排水溝のぬめり取り臭い対策
だんだん暑くなってじめじめした日が続くと、排水溝のぬめりや汚れがひどくなって最悪、嫌な臭いまでするようになります。ぬめりの原因は細菌やカビなので温度と湿度の高い夏場には特にこまめに掃除する必要があります。
それでなくとも排水溝は汚水が流れ湿気がある箇所なので、雑菌やカビの繁殖の条件がそろっています。
排水溝の臭いとぬめりを取るためにはまず汚れを落として、次に除菌対策をすることです。
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セスキ炭酸ソーダスプレーを使った排水溝の掃除
まず、きれいにするためにセスキ炭酸ソーダを使います。
キッチンの排水溝の汚れは食べ物のカスや脂の汚れで主に酸性の性質です。
そこでアルカリ剤のセスキ炭酸ソーダ水スプレー(水500ミリリットルに小匙1杯のセスキ炭酸ソーダをスプレー容器に入れて混ぜる)を吹き付け、排水溝専用ブラシ(または使い古しの歯ブラシ)で擦ります。それでも汚れがこびりついて取れない場合は、クエン酸水(水200ミリリットルに小匙1杯クエン酸)を少しずつ流しこむと汚れが落ちます。
その場合クエン酸水をお湯で作ると、さらに汚れが緩んで取れやすくなります。
よりセスキ炭酸ソーダの効果を上げる掃除法
水溶液ではなく粉のままでも使うことができます。排水栓を抜いてセスキ炭酸ソーダ小匙4杯ほど排水溝に入れます。再び排水栓をセットして、ゴミ受けに小匙1杯のセスキ炭酸ソーダを振りかけます。そこに60℃位に温めた濃い目のクエン酸溶液を排水溝に注ぎます。泡が出てきたら数時間そのまま水を流さないように放置し、その後水洗いします。
ある程度、水を流さない時間をキープする必要があるので、外出時か就寝前にこの掃除をするといいでしょう。
浴室、洗面台の排水溝も同様の方法で掃除します。
ゴミ受けにゴミを溜めたままにするとぬめりや悪臭の原因となるので常にゴミを捨ててカゴもセスキ炭酸ソーダスプレーを吹きつけて掃除しましょう。
このセスキ炭酸ソーダとクエン酸は体に優しいナチュラル洗剤です。しかしこの2種類を上手く組み合わせて、さらに時間を置くことによって十分な掃除効果が得られます。掃除してきれいなった排水溝やゴミ受けはできれば雑巾で拭いて、水気をとり少しでも乾燥させたいものです。
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