包丁の研ぎ方|シャープナーの使い方

包丁の研ぎ方|シャープナーの使い方

包丁の研ぎ方|シャープナーの使い方

上手に研いで、切れ味鋭い包丁で切りものをする料理は魅力だけれど、砥石での包丁研ぎは経験のない人にとって、なかなかハードルが高い作業です。目の粗さによる砥石の種類や材質もいろいろあるし、少し練習したくらいでは上手く研ぐことも出来ません。切れ味が改善しないどころか、やり方によっては切れ味がかえって悪くなってしまうこともあります。

 

そんな人にとって、砥石を使わずに、何とか包丁の切れ味を取り戻す方法はないかと流通しているのがシャープナーです。

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シャープナーの使い方

簡易シャープナーは研ぎ口に包丁に刃体を垂直に入れ、刃先の消耗程度によって前後に10〜20回程度押したり引いたりすることで研ぎ直しができます。ただし、手が左右にぶれないようにまっすぐ動かすことが条件です。また、刃先を潰さないように包丁の上からかける力は大きすぎないようにします。

 

簡易シャープナーは手動式に比べて多少高額ではありますが電動式もあり、手も疲れず研ぐことができます。

シャープナーのデメリット

しかし、このシャープナーも使い続けるうちにだんだんと刃先が鈍角になってくるので、砥石を使って研ぎ直さなければならないのがデメリットです。

 

また、スチール、カーボン、ダイヤモンド、セラミックなどいろいろな素材で作られた研ぎ棒もあります。しかし刃先に付いた油分、汚れは落としてくれますが、切れ味の修正という点では一時的なものにすぎません。砥石での研ぎ直しはどうしても必要です。

 

しかし様々のシャープナーがあり、砥石を使った包丁の研ぎ方が出来ない方にとっては手軽で、使ってみるメリットはありそうです。

 

しかし、使っているうちに刃が厚くなり、鈍角になってしまうことは避けられないので、ずっとシャープナーだけで包丁の研ぎ直しをするわけにはいきません。シャープナ―で研ぐことのメリットは時間もかからず、簡単に研ぎ直しが出来るという点です。すなわちその場だけでも包丁が切れるようになればという気持ちの場合には好適です。

 

しかし、包丁を大切に長く大事に使い続けようという場合には、砥石を使った研ぎ直しをマスターして心を込めて研ぎたいものです。

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