柔軟剤の香りを強く残すまた長持ちさせる方法|柔軟剤の使い方
最近の柔軟剤は、各メーカーがより良い香りをつけようと激しい競争をしています。柔軟剤の香りとは本来の目的とは違いますが、購入者が製品を選ぶ際の重要なポイントになっていることは確かです。
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香りを強く長持ちさせる方法
まず、洗濯物自体がきれいに洗濯されていることが最低条件です。きれいな洗濯槽で、汚れを十分に取って、雑菌が残らない洗濯を心がけるようにしましょう。そのために、液体漂白剤を使ったり、40℃位のぬるま湯で洗濯することも効果があります。
洗剤の香りと柔軟剤の相性ということもあります。柔軟剤の香りをより強く残す場合の洗剤の香りは控えめの方が無難です。
洗濯物に香りを強く残したい場合は、当然ですが香りの強い柔軟剤を選びます。一般に強い香りを望む国民性も関係があるのか、輸入物の柔軟剤は強い香りがします。しかし、香りを強く長持ちさせるために決められた量以上に使うのは、吸水性など、他の面から問題があります。
同じ香りを使い続けると、その香りにも鈍感になります。たまには香りを変えてみると、新鮮な香りを感知して効果を感じやすくなります。
すすぎは丁寧にして、洗濯物に洗剤が残らないようにします。そのため洗濯物の量は許容量の7〜8割にして、すすぎを完璧にします。
その他、重要なのは柔軟剤を入れるタイミングです。すすぎの最終段階に柔軟剤を入れて、よい香りを洗濯物に残すようにします。この柔軟剤を入れるタイミングは絶対に守りましょう。
柔軟剤に浸け置きするのも繊維に香りがしっかり染み込んで長持ちします。
洗濯物は、脱水をかけ過ぎても、香りがなくなってしまうので気をつけましょう。
また、外干しは気持ちのいいものですが、せっかくの香りも飛んでしまうこともあるので、干し過ぎには注意します。風の強い日、日差しの強い日は特に香りが飛んでしまいます。日光には消臭作用というメリットがありますが、香りを長持ちさせるという点ではデメリットです。乾燥機を使用する場合も、乾燥しすぎると、衣類から柔軟剤を含んだ水分が飛び過ぎて、せっかくの香りが残らないことがあります。
部屋干しも香りを残すということではおススメですが、部屋干しには、乾きが遅い、カビが付きやすいなど他の観点から心配があるのであまりおススメできません。
また柔軟剤を薄めて直接スプレーするのも効果的です。衣類だけではなくカーテンや寝具などにスプレーしてもいいでしょう。
香りで起こりうるデメリット
しかし、柔軟剤の香りにも心配なことがあります。香りで、くしゃみや咳が止まらなくなる、気分が悪くなり、吐き気がする、頭痛、鼻やのどの痛みなど単なる不快感だけでは済まされない人もいます。
柔軟剤の多くは天然の香りではなく合成化学物質によって香りを作り出しています。
その物質が鼻なら吸い込まれて体に入り込みます。柔軟剤の香りの成分は取扱説明書に明記されていることもありません。
しかし柔軟剤の香りによって、アレルギー症状を起こしたり、内分泌かく乱作用、さらには発ガン性もあるという報告まであります。香りの感じ方の強さにも個人差があり、香りを快く感じられる人、刺激が強すぎて不調になる人まで様々です。
極端にいえば、隣の住宅で干した洗濯物の柔軟剤の香りで体調を崩す人までいるのです。
万が一、香りに対してアレルギーを持っていても、通勤のラッシュアワーの電車やバスの中では柔軟剤の香りを避けることはできません。柔軟剤の香りが無意識のうちに他人に迷惑をかけてしまいます。柔軟剤を定量以上使っての香り付けは避けたいところです。
各個人が香りを楽しめる程度にとどめるべきです。少し、手のかかる方法となってしまいますが、柔軟剤の香りを極めようと思ったら、場所、例えば勤務先、飲食店、その他、食品を扱う調理場や販売店などでは香りを控えめにします。自分が大好きな香りと思っても、あまり香ると嫌な人はきっといます。特に食べ物と柔軟剤の香りはどう考えてもミスマッチです。
香りを上手に楽しむ方法
我が家のバスルームやリビングで使うタオルや衣類は、家族が問題にしない限り、好きな香りを選び、香りが長持ちするように工夫するといいでしょう。例えば洗面所やトイレのタオルは少し遠くからでもいい匂いがするなんて香り好きには、嬉しいでしょう。
また洗濯時の柔軟剤以外の使い方もできます。
好きな香りの柔軟剤を、可愛い透明な瓶に入れ、蓋をしないで、洗面所の隅やタオルの収納場所などに起きます。液体のカラ―もピンクや水色などメルヘン調のものが多く、香りだけではなく視覚的にも楽しめます。
シーツやまくらカバー、ソファなど薄めた柔軟剤をスプレーしてもいいです。少々強い香りでも、我が家の中の香りであれば、他の人に遠慮する必要もありません。
最近は柔軟剤の香りを、芳香剤、香水代わりにして、楽しんでいる時代です。迷うほどたくさんの柔軟剤が発売されているので、自分のお気に入りを見つけてみましょう。
しかし、くれぐれも、周りの人への影響を考えながら、好感度をアップする程度の香りを身につけましょう。
また、香りが苦手、過敏な人は、無香料の柔軟剤もあるので利用することをおススメします。
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